葬儀
自らの死や大切な方の死に向かい合うことは、誰にとっても難しいものです。
葬儀は、故人の死を偲ぶとともに、いのちの儚さや無常さを受け入れ、
生きていることの有り難さや人と人のつながりを感じながら生きていくための儀式です。
葬儀について、わからないことや不安なことも多いと思います。
当寺院はご家族に寄り添い、安心して進められるよう最大限の配慮をいたします。
これまで当寺院とお付き合いのなかった方からも、葬儀を承っております。
葬儀は、浄土真宗の真宗大谷派(お東)の儀礼に則って執り行わせていただきます。
進め方や費用、今後の関わり方など、疑問や不安がございましたら、遠慮なくお気軽にお問い合わせください。
葬儀の進め方
進め方の例
当寺院の葬儀の進め方をご紹介いたします。
葬儀の形式や地域、寺院などによって、一部を省略したりまとめて執り行ったりする場合があります。
ご家庭の事情によっては、これらすべてを執り行うのは負担が大きく大変なことです。
すべてやらないと不幸になる、成仏できない、ということはありません。
無理のない範囲で、どのように執り行うかをご検討ください。
葬儀社へのご連絡
葬儀社には、真宗大谷派の法妙寺が菩提寺とお伝えください。
葬儀社の心当たりがない場合は、当寺院にご連絡いただければご紹介いたします。
打ち合わせ
葬儀社と当寺院とともに、葬儀内容のお打ち合わせを進めます。
臨終勤行(枕勤め、枕経)
阿弥陀さまへの感謝の気持ちを込めて、故人の枕元でご家族とお勤めします。
通夜勤行(通夜)
故人の生涯を偲び、故人と関係の深い方々とお勤めします。
火屋勤行
火葬の前に、お勤めをします。
還骨勤行
火葬の後に、故人のお骨とともに、お勤めをします。
中陰法要(初七日法要、五七日法要、四十九日法要など)
亡くなってからの49日間にお勤めする法要です。
- 7日目にお勤めする法要を初七日法要と呼びます。
- 35日目にお勤めする法要を五七日法要と呼びます。
- 49日目にお勤めする法要を四十九日法要(忌明け法要、満中陰法要)と呼びます。
葬儀当日に初七日法要を執り行い、五七日(35日目)を忌明け法要とすることも多いです。
中陰法要の詳細は、こちらをご参照ください。
納骨
故人のお骨をお墓や納骨堂におさめます。
おさめる日にちの決まりはありませんが、五七日法要や四十九日法要の後に収めることが多いです。
費用
葬儀の形式や地域などによって異なりますので、葬儀社や当寺院にご相談ください。
費用についてご相談いただくのは、失礼なことではありませんし、恥ずかしいことでもありません。
心配のないよう、遠慮なくご相談ください。
よくあるご質問
- 参列者はどのような服装や持ち物にすればよいでしょうか?
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服装は厳格な決まりはありません。家族葬など小規模な葬儀では平服の方も多いです。
持ち物は数珠をご用意ください。